最終更新:2026年10月20日
「インスタはフォロー済み。でも、吉澤柚月選手のことをもっと知りたい」
デビューした2024年は、開幕から15戦連続で予選落ち。初優勝の翌日、本人は「あの経験があるから、今がある」と振り返りました。全英女子オープンを制した先輩・桑木志帆選手からは、初優勝の日に「かっこよかった」の一言。どちらも、インタビューや関係者の発信から見えてくる話です。
この記事でわかること
- 好きなもの6つ(さつまいもスイーツ、漫画部屋のある家、中学時代と同じ形のパターなど)
- 乗り越えてきたもの4つ(15戦連続の予選落ち、パッティングへの苦手意識など)
- 桑木志帆選手、菅楓華選手ら、ツアーの仲間から見た”ゆづづ”
- 飛距離63位で平均ストローク4位の戦い方と、ツアー優勝までの経歴
- 現地に行けない週末も、吉澤選手の試合を追いかける方法
① 吉澤柚月選手ってどんな人?|プロフィール早わかり

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 吉澤 柚月(よしざわ ゆづき) |
| 生年月日 | 2003年11月23日 |
| 出身地 | 千葉県市川市 |
| 身長 | 164cm |
| 血液型 | O型 |
| 所属 | 三菱電機 |
| 出身校 | 麗澤高校(千葉県柏市)→ 日本ウェルネススポーツ大学 |
| プロ転向 | 2023年(JLPGA 96期生) |
| ゴルフ歴 | 9歳〜 |
| 通算勝利 | 国内ツアー1勝 |
| 主なタイトル | 2026年 北海道meijiカップ |
| 得意クラブ | アイアン |
| ウェア | マンシングウェア |
| ボール | ブリヂストンゴルフ |
| @yuuuz_golf(約6.8万人/2026年9月時点) | |
| 愛称 | ゆづづ |
🍂 名前は、生まれた季節から付けられた
「柚月」という名前の由来を、本人はこう説明しています。
誕生日が11月下旬で冬に生まれたので
柚子の季節です。冬至に柚子湯に入る、あの柚子。名前を見ただけでは読み方に迷う字ですが、由来を知ると腑に落ちます。
ちなみにJLPGA公式の「好きな色」欄は、水色と青。冬生まれで、好きな色が寒色。どこまでも一貫しています。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)/JLPGA公式プロフィール
⛳ 初めてのコースは、120〜130だった
ゴルフを始めたのは9歳。きっかけはお父さんの影響でした。
最初にコースを回ったのはヨネックスジュニアの合宿で、そのときのスコアを本人は「120〜130くらい」と振り返っています。
このスコア、40代からゴルフを始めた私たちの最初のスコアと、そう変わりません。 そこから小学6年で千葉県大会初優勝、2019年には伊藤園レディスでローアマチュアを獲るところまで行きます。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)
🏫 小学校・中学・高校・大学での歩み
小学校時代:9歳でゴルフを始め、小学6年で千葉県大会に初優勝しています。
中学時代:中学3年だった2018年に「関東中学校ゴルフ選手権」で優勝。いま使っているパターは、この中学時代と同じ形です(プロになってから一度ほかのパターを使い、戻しました)。
高校時代:千葉県柏市の麗澤高校に進みました。1年生だった2019年6月には、同じ麗澤高校の2年生だった六車日那乃選手と2人で、「ニチレイレディス」の主催者推薦選考会を突破しています。当時の取材で答えた得意クラブは「ドライバーです。持ち球はドローで、飛距離は230ヤードくらい」。目標の選手には申ジエ選手を挙げていました。
同じ2019年の「伊藤園レディス」ではローアマチュアに。この大会の2日目に渋野日向子選手と同じ組で回ったことが、プロを目指すきっかけになったと本人は話しています。
母校の麗澤中学・高等学校は、2026年8月のツアー初優勝のとき、公式サイトで「本校卒業生」「麗澤85期」として祝福しました。
大学:日本ウェルネススポーツ大学に進学。2023年4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」では34位タイでローアマチュアを獲り、同じ年の11月にプロテストに合格しました。
📸 ソース:ALBA Net 選手名鑑/みんなのゴルフダイジェスト(2019年6月)/デイリースポーツ(2025年11月)/麗澤中学・高等学校 公式サイト(2026年8月)
📝 プロテストは、3度目の受験だった
2023年11月3日、JLPGAプロテストに合格。3度目の挑戦でした。
過去の受験では「気づいたら4オーバー打ってました」と語るほどメンタルが乱れたこともあったそうです。変わったきっかけは、大本研太郎コーチからの言葉でした。
やることをやって、入ればいいじゃん
パッティングに苦手意識があった吉澤選手に向けた一言です。これで「自分のゴルフをすればいいんだ」と思えるようになった、と本人は話しています。
3度目の結果は8アンダーの11位。ここから96期生としてのキャリアが始まります。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)/JLPGA公式プロフィール
② インタビュー&SNSから読み解く「吉澤柚月選手の好きなもの」セレクション

ゴルフ部長公式プロフィールの趣味欄に「さつまいもスイーツ」。これは親近感がわきますね
🍠 さつまいもスイーツ
JLPGA公式プロフィールの「趣味」欄が「さつまいもスイーツを食べること」です。
公式プロフィールの趣味欄は、たいてい「読書」「音楽鑑賞」「映画」あたりで埋まります。そこにさつまいもスイーツと書く。しかもルーキー時代のインタビューでは「さつまいも巡り」を趣味に挙げていて、食べるだけでなく、探しに行っていることがわかります。
シーズン中は全国を転戦する仕事です。行く先々に、その土地のさつまいもスイーツがある。これほど遠征の多いプロゴルファーと相性のいい趣味もありません。
📸 ソース:JLPGA公式プロフィール/みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)
🏰 お城巡り
「これからやってみたいこと」として挙げていたのが、お城巡りです。
さつまいもとお城。どちらも、行った先でしかできないことという共通点があります。遠征を、その土地に行く機会として捉えている人の趣味です。
40代から始めたゴルファーの楽しみ方にも、そのまま使える発想だと思います。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)
📚 漫画部屋のある、大きい家
将来の夢を聞かれて、こう答えています。
旦那さんと子どもと一緒に、漫画部屋があってワンちゃんがいる大きい家に住むこと
トップ選手の「将来の夢」といえば、賞金女王やメジャー制覇が定番です。そこに漫画部屋が出てくる。
しかも「大きい家」の中身が、書斎でもシアタールームでもなく漫画部屋
相当漫画が好きな人なのだと思います。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)
🎱 一度離れて、中学時代の形に戻したパター
吉澤選手のパターは、テーラーメイドのスパイダー ツアー(センターシャフト)。
このパター、中学生のころに使っていたものと同じ形です。 本人の説明はこうです。
中学生の頃から使用していました。いまは中学時代に使用していたパターの色違いを使用しています
ただ、ずっと同じだったわけではありません。ルーキーだった2024年春の取材では、ブレード型の「TP コレクション ハイドロブラスト デルモンテ TB1 トラスヒール」を挙げ、「このパターでプロテストもQTも突破できました」と話していました。いくつか替えたうえで、中学時代の形に戻ってきたことになります。
道具に対する態度が、はっきり出ている一本です。「吉澤柚月選手のウェア・スポンサー」で詳しく紹介しますが、吉澤選手はクラブメーカーとの用具契約を結んでいません。選ぼうと思えば何でも選べる立場で、中学時代と同じ形を選び直したということになります。
📸 ソース:サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳(2026年)
🩰 ダンス
JLPGA公式プロフィールの「スポーツ歴」欄に書かれているのが、ダンスです。
ゴルフの前に、あるいはゴルフと並行して、体の動かし方を別の競技で学んでいたことになります。体重移動やリズムの取り方が、スイングに影響しているとも考えられるでしょう。
📸 ソース:JLPGA公式プロフィール
🍼 保育士という、もうひとつの夢
子どものころの夢を聞かれて、「保育士か幼稚園教諭」と答えています。
プロゴルファーになった今も、ジュニア世代に向けたイベントは各地で開かれています。いつか、そちら側で関わる日が来るのかもしれません。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)
③ 吉澤柚月選手が乗り越えてきたものセレクション


吉澤選手について調べていて気づいたことがあります。「嫌い」「苦手」と公の場で語った記録が、ほとんど見当たりません。
そのかわり、乗り越えてきたものの記録がはっきり残っています。ここは「乗り越えてきたもの」としてまとめます。



15戦連続の予選落ちも、メジャーのプレーオフ負けも、ちゃんと言葉にしてくれる選手なんだなあ
🚪 開幕から15戦連続の予選落ち
2024年、レギュラーツアーデビューの年。
開幕から15試合、予選を通過できませんでした。 16試合目のニチレイレディスでようやく決勝ラウンドに進み、そこからまた3試合連続で予選落ち。この年の予選落ちは、通算17回にのぼります。
初優勝の翌日、本人はこう振り返っています。
あの経験があるから、今があると思います。…今思えばですけど
この「…今思えばですけど」が、当時の重さを物語っています。
📸 ソース:ゴルフダイジェスト・オンライン(2026年8月)
🎯 パッティングへの苦手意識
プロテスト当時、本人が最大の課題に挙げていたのがパッティングでした。
そして2026年、初優勝の場でこう語っています。
以前はパッティングに苦手意識があったけど、たくさん経験を積んでグリーン上の技術が向上した
ボギーを打たない。決めたいパッティングを入れられるようになった
今季の平均パットは1.76で5位(2026年10月18日時点)。苦手だったものが、武器の側に移っています。
📸 ソース:JLPGA公式ニュース(2026年8月)
😤 「絶対に入れる」という気負い
技術以上に変わったのは、外したあとの過ごし方でした。
以前は「バーディパットは絶対に入れる」という意識だったけれど、外しても流れを待てるようになりました
1打の失敗を引きずらない。18ホールを1本のラウンドとして扱えるようになった、という話です。これは技術の話ではなく、思考方法の話に近いと思います。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)
💧 19ホール目の、たった1つのボギー
2026年9月13日、ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会。国内メジャーです。
72ホールを終えて通算9アンダー。山下美夢有選手と並び、プレーオフへ。19ホール目となった18番で、ティショットが右ラフ、2打目が左のバンカー、3打目がカラーへこぼれ、ボギー。ここでメジャー初制覇が消えました。
すぐ終わっちゃった…
粘りたかったなっていうのが一番ですね
自分ではすごくいいプレーができていた。やっぱり力が入ってしまった
ただ、同じ取材でこうも話しています。
自分も食らいついていけるんだっていうのは自信になりました
負けた試合の感想ですが、前向きです。 この敗戦で世界ランキングは28ランク上がりました。
📸 ソース:ゴルフダイジェスト・オンライン(2026年9月)
④ 桑木志帆選手、菅楓華選手……ツアーの仲間が知っている”ゆづづ”


吉澤選手はJLPGA96期生。同期と先輩、どちらとの距離も近い選手です。
🏆 桑木志帆選手
「ゆづづ 優勝おめでとう かっこよかった」
2026年8月、吉澤選手が北海道meijiカップでツアー初優勝を飾った日。桑木志帆選手が、2ショット写真とともにInstagramのストーリーズへ短い言葉を上げました。
ゆづづ 優勝おめでとう かっこよかった
そして吉澤選手は、優勝スピーチでこう話しています。
先週、全英女子オープンで桑木志帆さんが勝っている姿を見て、自分も頑張ろうという刺激をいただいて、すごく力になった
桑木選手は93期。吉澤選手より3期上の先輩にあたります。その先輩のメジャー制覇の翌週に、吉澤選手が初優勝している。 近くで見ている人が勝つと、こういうことが起きるのかと思わせる並びです。
📸 ソース:ゴルフダイジェスト・オンライン(2026年8月)
🍽️ 菅楓華選手
「最強の同期」の食事会
吉澤選手が自身のInstagramに上げて話題になったのが、96期生5人での食事会の写真です。菅楓華選手、馬場咲希選手らが並んだその投稿には、こんな一文が添えられていました。
このメンバーの中からメジャーチャンピオン誕生かな〜
まだ誰も達成していません。 いちばん近づいたのは、ソニー日本女子プロ選手権でプレーオフまで行った吉澤選手本人です。この一文が予言になるかどうかは、これから決まります。
📸 ソース:ゴルフ情報ALBA.Net(2026年)
🏢 稲垣那奈子選手
同じ日に、同じ会社と契約した
2025年3月14日、三菱電機が2人の選手と3年間の所属契約を発表しました。稲垣那奈子選手と、吉澤選手です。
発表の時点で、吉澤選手はプロ2年目・QTランキング48位。 その年は下部ツアーが主戦場になる見込みでした。つまりこの契約は、結果が出る前に決まっています。
契約時の吉澤選手のコメントがこちらです。
「もっと素晴らしい明日」を切り拓いていくために挑戦し続ける強い意志と情熱を持つ三菱電機と共に戦えることが本当に光栄です。国内レギュラーツアーはもちろん、いずれは世界に羽ばたくことができるよう、まずは一戦一戦、優勝を目指して全力で頑張ります
稲垣選手は2歳上ですが、プロ入りは同じ96期生。本人が「仲のいい同期」として名前を挙げている相手でもあります。
[稲垣那奈子選手の記事](※準備中)
📸 ソース:ゴルフダイジェスト・オンライン(2025年3月)
🙌 佐久間朱莉選手・岩井姉妹
「この人たちは私とは違うわって(笑)」
尊敬する先輩として名前を挙げているのが、佐久間朱莉選手、そして岩井明愛選手・岩井千怜選手の姉妹です。
岩井姉妹については、こう語っています。
この人たちは私とは違うわって(笑)。運動神経は半端じゃなかった
ちなみに2026年9月20日の住友生命レディス東海クラシックでは、佐久間選手が優勝し、吉澤選手が3位に入りました。尊敬する先輩の、2つ後ろです。
📸 ソース:みんなのゴルフダイジェスト インタビュー(2024年)/JLPGA公式
この章のポイント
吉澤選手を追いかけるなら、セットでフォローしておきたいのはこの顔ぶれです。
- @kuwashiho(桑木志帆選手)
- @fukagolf17(菅楓華選手)
- @nanako._.ina(稲垣那奈子選手)
96期生は、お互いの試合をよく見ています。 誰かが勝った週は、別の誰かのアカウントが動きます。
⑤ コースでの吉澤柚月選手|プレースタイルと観戦の楽しみ方


🎯 飛距離63位で、平均ストローク4位
この選手を一言で説明するなら、この2つの数字で十分です(いずれも2026年10月18日時点)。
| 項目 | 数値 | 順位 |
|---|---|---|
| ドライバー平均飛距離 | 235yd | 63位 |
| 平均ストローク | 70.6 | 4位 |
| 平均パット | 1.76 | 5位 |
| 平均バーディ数 | 3.73 | 3位 |
| リカバリー率 | 68.8% | 1位 |
| パーセーブ率 | 87.5% | 6位 |
飛ばしていません。それでも、スコアは上から4番目です。
40代からゴルフを始めた身には、この構成がいちばん参考になります。飛距離は練習量と年齢に正直ですが、パットとリカバリー(グリーンを外したあとにパー以内で上がる割合)は、そうではありません。
📸 ソース:ゴルフダイジェスト・オンライン 2026年度スタッツ
🎱 苦手だったパッティングが、5位になっている
「吉澤柚月選手が乗り越えてきたもの」で紹介したとおり、パッティングは吉澤選手の元・弱点です。
それが今季は平均パット1.76で5位。「ボギーを打たない」という本人の言葉は、パーセーブ率87.5%(6位)にそのまま出ています。
初優勝のときも、首位から出た最終日を69で回りきりました。逃げ切りは崩れる選手が多い場面ですが、崩れませんでした。
💪 プレーオフを2回経験している
2026年、吉澤選手は2位が2回あります。リゾートトラストレディスとソニー日本女子プロ選手権です。
そのうちソニーはプレーオフで負けました。最後のひと押しが、まだ足りていない。 逆に言えば、優勝に届くところまでは毎回来ているということでもあります。
👀 現地観戦するならここを見て!
1. ティーグラウンドでの落ち着き方。飛ばす選手ではないので、力みが出た瞬間がわかりやすい。本人も「力が入ってしまった」と敗因を語っています
2. グリーンを外したあとの3打目。リカバリー率1位は、ここで決まっています。乗らなかったときこそ見どころ
3. パターのヘッド。テーラーメイドのスパイダー ツアー、センターシャフト。中学時代と同じ形です
📺 配信で追いかけるなら|吉澤柚月選手が映る試合
中継は最終組を中心に追います。今季の吉澤選手は、その最終組にいる回数が多い選手です。
2026年でいえば、北海道meijiカップ(優勝)、ソニー日本女子プロ選手権(2位)、住友生命レディス東海クラシック(3位)、リゾートトラストレディス(2位)。トップ10は25試合で8回。 週末の上位に名前がある確率が、かなり高いということになります。
見るべきは、上位で回っているときのパッティングです。「決めたいパッティングを入れられるようになった」という本人の言葉が本当かどうか、最終日の後半9ホールでいちばんよくわかります。
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- スマホでライブ中継 日曜の午後、練習場の打席の合間にも途中経過を確認
- 最終日の最終ホールorプレイオフの決着まで見届けられる
- 用事で観られなかった日は、見逃し配信であとから観られる
※JGA主催の日本女子オープンはU-NEXTでは配信されません(NHKが中継します)。
⑥ 吉澤柚月選手のウェア・スポンサー


契約とスポンサー
| 区分 | 相手 |
|---|---|
| 所属 | 三菱電機(2025年3月から3年契約) |
| ウェア | マンシングウェア |
| ボール | ブリヂストンゴルフ |
| その他スポンサー | 日本管材センター/オリエントファクトリー/三邦機械建設工業/ディライトワークス/プレミアグループ/コマース21 |
マンシングウェアは、ペンギンのロゴでおなじみのブランドです。40代以降のゴルファーにとっては、派手すぎず地味すぎない線をいちばん外さないブランドでもあります。
クラブは、メーカー契約なし
吉澤選手の14本は、3つのメーカーで組まれています。
| クラブ | モデル |
|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi4D LS(10.5°) |
| フェアウェイウッド | スリクソン ZXi(15°・18°) |
| ユーティリティ | スリクソン ZXi ハイブリッド(22°・25°) |
| アイアン(6I〜PW) | スリクソン ZXi5 |
| ウェッジ | タイトリスト ボーケイ SM11(48°・52°・58°) |
| パター | テーラーメイド スパイダー ツアー(センターシャフト) |
| ボール | ブリヂストン TOUR B X |
ダンロップ(スリクソン)、テーラーメイド、タイトリスト。用具契約を結んでいないので、1本ずつ選べる立場にあります。
もうひとつ細かい話を。シャフトがXなのは、ドライバーだけです。 フェアウェイウッドはS。飛距離63位の選手が、ドライバーだけ硬いシャフトを入れている。この1本だけの違いに意図があるはずですが、理由は本人にしかわからない領域です。
📸 ソース:ゴルフダイジェスト・オンライン クラブセッティング(2026年)/JLPGA公式プロフィール
⑦ 経歴ハイライト|15戦連続予選落ちから、3年でツアー優勝へ


プロ前:9歳のクラブから、ローアマまで
9歳でゴルフを始め、初めてのコースは120〜130。小学6年で千葉県大会初優勝。2019年には伊藤園レディスでローアマチュア、ニチレイレディスでプロツアー初出場を果たしています。
千葉・麗澤高校を経て、日本ウェルネススポーツ大学へ。関東ゴルフ連盟の強化選手にも選ばれています。
2023年:3度目のプロテストで合格
11月3日、8アンダーの11位でプロテスト合格。12月1日付でJLPGA入会、96期生となります。同期には菅楓華選手、馬場咲希選手、稲垣那奈子選手。
続くファイナルQT(ツアー出場権をかけた予選会)は28位。翌年の前半戦の出場権を手にしました。
2024年:15戦連続予選落ち
デビューイヤー。開幕から15試合連続で予選落ち。 16試合目でようやく決勝ラウンドに進み、その後また3連続で落ちています。年間の予選落ちは17回。
2025年:下部ツアーで初優勝
3月、三菱電機と3年間の所属契約。QTランキング48位で、主戦場はステップ・アップ・ツアー(JLPGAの下部ツアー)になりました。
そして山陽新聞レディースカップで下部ツアー初優勝。2025年が折り返し地点です。
2026年:優勝1回、2位2回、3位1回
8月9日、北海道meijiカップでツアー初優勝。9月13日、ソニー日本女子プロ選手権でプレーオフ2位。9月20日、住友生命レディス東海クラシックで3位。
メルセデス・ランキング7位(2026年10月18日時点)。15戦連続予選落ちから、2年でこの結果です。
⑧ 2026年シーズンの成績・最新ニュース


今季総括:25試合で、予選落ちが2回だけ
2024年に17回あった予選落ちが、2026年は25試合で2回になりました。予選落ちの数が、いちばん大きな変化です。
| 項目 | 2026年(10月18日時点) |
|---|---|
| 出場 | 25試合 |
| 優勝 | 1回 |
| 2位 | 2回 |
| 3位 | 1回 |
| トップ10 | 8回 |
| 予選落ち | 2回 |
| メルセデス・ランキング | 7位 |
最新トピック
| 日付 | トピック |
|---|---|
| 2026/10/18 | 「富士通レディース」で11位タイ(70・69・71・71、通算7アンダー)。大会後のメルセデス・ランキングは7位のままで、11月の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」に初出場が決まりました。 |
| 2026/10/11 | 「スタンレーレディスホンダ」で6位タイ。70・68・67と日を追うごとにスコアを伸ばし、通算11アンダー。今季8回目のトップ10です。 |
| 2026/10/04 | 国内メジャー「日本女子オープン」で16位タイ(通算2オーバー)。69・71・71・71の4日間でした。9月27日の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は14位タイでした。 |
それ以前のトピック(4件)
| 日付 | トピック |
|---|---|
| 2026/09/20 | 住友生命レディス東海クラシックで3位。3日間を68・70・67の通算11アンダーでまとめました。優勝は佐久間朱莉選手。吉澤選手が「尊敬する先輩」に挙げている相手です。 |
| 2026/09/13 | ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会で2位。通算9アンダーで山下美夢有選手と並び、プレーオフ1ホール目で敗れました。国内メジャー初制覇にあと一歩。この結果で世界ランキングが28ランク上がっています。 |
| 2026/08/09 | 北海道meijiカップでツアー初優勝。札幌国際カントリークラブ島松コースを通算8アンダー。2位に永井花奈選手、3位に安田祐香選手が入りました。優勝賞金は約1,620万円です。 |
| 2026/09/21 | シリーズの新作として本記事を公開しました。 |
⑨ SNS・Instagramフォローのすすめ


📱 @yuuuz_golf(約6.8万人/2026年9月時点)
プロフィール欄には「JLPGA Professional Golfer 96期生」「#三菱電機 所属」の文字と、スポンサー各社のハッシュタグが並んでいます。
フォロワーは、この9月だけで1万人以上増えています。 ソニー日本女子プロ選手権のプレーオフが効いたものと見られます。
👤 こんな人におすすめ
- 飛ばない自分に、少し自信をなくしているゴルファー。飛距離63位でメルセデス7位という実例が、毎週更新されます
- 同期の関係性ごと楽しみたい方。96期生は、お互いの試合によく反応します
- 道具にこだわりたい方。メーカー契約なしで14本を組んでいる選手の投稿は、参考になる場面があります
👥 セットでフォローしたいアカウント
- @kuwashiho(桑木志帆選手)
- @fukagolf17(菅楓華選手)
- @nanako._.ina(稲垣那奈子選手)



同期の食事会で書いた「メジャーチャンピオン誕生かな」。本人で実現する日が楽しみです!
⑩ まとめ|吉澤柚月選手を推す3つの理由


① 人柄:さつまいもと、漫画部屋
公式プロフィールの趣味欄に「さつまいもスイーツを食べること」と書く選手です。将来の夢は、漫画部屋のある大きい家。
メジャーのプレーオフを戦った選手なのに飾ることをしていません。
② プレー:飛ばさずに、外さない
ドライバー飛距離63位、平均ストローク4位。この2つが同居しているのが吉澤選手です。
苦手だったパッティングを5位まで持ってきて、リカバリー率は1位。取り返す技術で勝負している選手で、その戦い方は、飛距離が落ちてきた世代にいちばん近いところにあります。
③ 距離感:15戦連続予選落ちを、隠していない
「自分はもともと最初からうまくいくタイプではないので」
初優勝の場で、本人が言った言葉です。うまくいかなかった2年を、なかったことにしていません。
40代から始めた私たちも、最初からうまくいくタイプではありません。この一言だけで、応援する理由には十分だと思います。
吉澤柚月選手の道具が気になった方へ
吉澤選手はクラブの用具契約を結んでいません。14本はダンロップ・テーラーメイド・タイトリストの3メーカー。選ぼうと思えば何でも選べる立場です。
その人が、パターは、一度離れたあと中学時代と同じ形に戻しています。
▶ 【2026最新】女子プロの使用パター一覧|国内外トップ10の20人を調査
国内外20人のパターを1本ずつ調べた記事です。契約に縛られない1本を選んでいる選手が、ほかにも何人もいます。飛距離では追いつけなくても、パターなら同じものが持てる。 ここだけは、40代から始めた私たちも同じ土俵に立てます。
吉澤柚月選手の試合を観たい方へ
飛ばさずに、外さない。吉澤選手のゴルフは、ショット1打の派手さより、パーを拾い続ける流れの中で光ります。ハイライトでは切られてしまうリカバリーの1打を、通しで観てほしい選手です。
U-NEXTの月額プランでは、JLPGAツアーの試合を見放題でライブ配信しています。31日間の無料トライアル中も、追加料金はかかりません。
※料金・配信の対象は変わる場合があります。最新の条件はU-NEXT公式サイトでご確認ください(2026年10月時点の情報です)。
▶ テレビ・ネット配信・現地観戦の比べ方は【2026年最新】日本の女子プロゴルフのおすすめ視聴方法はコレ!
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みなさんは、飛距離とパット、どちらを伸ばしたいと思いますか。
※本記事は、JLPGA公式サイト・選手本人および関係者のSNS投稿・各種メディアのインタビュー記事をもとに作成しています。記載内容は執筆時点の情報であり、正確性を保証するものではありません。成績・順位・スタッツは試合ごとに変動します。誤りや古くなった情報にお気づきの場合は、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。最新の情報はJLPGA公式サイトおよび吉澤柚月選手のInstagramでご確認をお願いいたします。
この記事は40s GOLF LX(40kara-golf.com)の選手紹介シリーズです。他の選手の記事もぜひご覧ください。










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